カード「Nintendo switchについて」
星5つ☆ゴールドクラス(金級)
任天堂が出す新しいゲーム機、ニンテンドウスイッチが3月3日に発売されることになる。
ユーチューブや色んなところで騒がれている。
例えばここ
神ハード(神のようにすごいゲーム機)だと言われることもある一方で、
(↓スイッチをほめる番組)
ゴミハード(ゴミのようにつまらないゲーム機)だと言われている意見もある。
俺は一目、にんてんどうすいっち(笑)の動画を見たとき、
「あかん、これはゴミハードや」
と瞬間的に思ったことを覚えている。
なぜならwii Uを見た時もそうだったが、搭載されている機能が地味過ぎて、他のプレイステーションやXboxなどのゲーム機よりつまらない気がしたのだ。
他のゲーム機は高性能で画質も綺麗で、面白いソフトもたくさんあって、これは任天堂勝ち目ないなと。御愁傷様、お通夜ですねと。
「任天堂の大敗北で飯がうまい!」
と人の不幸でメシウマな感じになるかと思ったのだ。
しかし、そんなファーストコンタクトでありながらも、Nintendo switch(神)を検索して調べていくうちに
「あれ、実は神ハードなんじゃね?」
という幻想が見えるようになってきた。
ではなぜそのような幻想が見え始めたのか、理由を3つ説明しよう。
1.携帯ゲーム機としては最強である。
もしこのNintendo switchに裏テーマがあるとしたら
「スマホゲームなんていらないよね」
というテーマに違いない。
スマホゲームが激しい勢いで、今までのゲーム機の売り上げを追い抜いていったことは記憶に新しい。しかし、この新しい任天堂のゲーム機はそれらスマホゲームに対する、強烈な逆襲ゲーム機なのではないかというのである。
つまり、Nintendo switchのライバルはプレイステーションやXboxではなく、白猫やモンスト、パズドラなどのスマホゲームなのではないかということだ。言うなればスマホキラー、ソシャゲキラー、さらに言えばネットキラーでもある。
ユーザーの時間を奪い合うことが最近のゲーム事情だ。だがスマホゲームや動画を見て楽しむ人たちの時間をNintendo switchがぶんどることが、今回このゲーム機を出した真の目的なのではないか。(もちろんYouTubeをこのゲーム機の動画でうめることも目的の一つだろう)
スマホはその端末の特性上、小さなデバイスで操作しなければならないので、携帯ゲーム機のでかさをもつプレイステーションVitaや3DSなどよりどうしても性能面で劣る。それでも最近は昔のプレイステーションやスーパーファミコンでやっていたようなゲームを移植したり、複雑なゲームも流入してきたが、やはりメインはモンストやパズドラのようなシンプルで奥深いゲームである。
そこにプレイステーション4などの土俵で戦ってもいけるくらいの性能を持ったNintendo switchが外に持っていって遊べるのである。
これを革命と言わずしてなんと言おうか。
話に効くとプレイステーションVitaや3DSなどより性能はかなり上らしい。さらに面白いのはコントローラーが二つついていることである。
スマホゲームの場合、同じゲームをやっていなければ友達と遊べなかったのが、このゲーム機は自分一人がゲームを持っていれば遊べるのである。
もちろん8人くらいの多人数対戦をする場合は、一人一つゲーム機を持っていなければいけないが、そんなヘビーにゲームを楽しみたい場合は、ヘビーユーザー同士で楽しめばいいだけなので問題ない。
ゲームをしていないライトユーザーと楽しむ場合にも、がっつりゲームを楽しめる。外で。
例えばカラオケボックスにいって、カラオケをひとしきり楽しんだあとでゲームにシフトして朝まで楽しむことも可能である。
あるいは酒を飲む居酒屋に言って、酒をたしなみ、適当にだべったあとに、その場所をゲームセンターに変えることも可能である。
ライトユーザーともヘビーユーザーともいつでもどこでもゲームを楽しめるのだ。
繰り返す、これは革命である。
2.金がかからない
これもスマホキラーのNintendo switchの特長といえるが、基本任天堂のこのゲーム機のゲームは買いきりである。最初に3万円だせば、あとはゲーム一本1万円以下で遊べるのである。スマホゲームは一ヶ月3万円かけてからが本番のようなゲームがゴロゴロしている。というかそのくらいかけないと、新しいガチャでお気に入りが引けなくてフラストレーションがたまることになる。
3万円×12か月=36万円
庶民にはでかすぎる出費だ。
ある人はボーナスの50万円を一か月で使ったりするらしい。まさに底無し沼。
仮に一ヶ月5000円だとしても一年で6万円である。でもこれでは最強は無理である。
無課金を貫こうとすれば、ゲーム上どうしても不利になる。
それがNintendo switchなら3万円プラスゲーム代(1万円以下)で最強になることが可能である。楽しみをすべてコンプリート可能である。お金のあるなしで差別を受けることがなくなるのである。Nintendo switchを四年遊べるとして
4万円(プラス数万)÷4年=1年で1万円
1万円÷12か月=一か月830円
一か月3万円のスマホゲームと、一か月830円のNintendo switchの差は大きい。
もちろん従来の携帯ゲーム機でもその特長はあったが、最新のコンシューマーゲーム(据え置きのゲーム)兼携帯ゲーム機でその特長を兼ね備えているのは大きなアドバンテージ(利点)だろう。
3.コントローラーを使ったものが面白そう
これはWiiでやったときも感じたことだが、コントローラーを実際に動かして操作するのは楽しいものだ。
さらに今度は感触を感じることができるという。
何かに触れるような感覚を味わえるのは、色んな未来が見えて楽しそうである。
例えば恐竜のようなものにまたがって移動するときに、恐竜の動きとかも再現できるかもしれない。
あるいは恋愛ゲームをするときに、異性の肌に触れる感覚とかも再現できるかもしれない。
「これはすげえや」
って感じである。
あと向き合って対戦できるゲームがあるのもポイントだ。相手の反応をみながらゲームができるなんてコミュニケーションの濃密な部分を味わえるだろう。
これは昔ながらのアナログゲームやボードゲームの面白さを取り入れてしまったといっても過言ではない。
このゲーム機は今までの任天堂のゲームの遺伝子を受け継いだゲームとして紹介されるが、任天堂の遺伝子プラスアルファな遺伝子を取り入れている、まさに次世代のゲーム機といえるかもしれない。
まとめ
色々語ってきたがこのゲーム機がゴミハードとなるか神ハードとなるか、今後出てくるソフトによるところは大きいだろう。すでに発表されている、新作ゼルダやスプラトゥーン2のような大型タイトルがあと数本出ればNintendo switchは成功したと言えるらしい。今後ゲームを出そうとしている会社は、この、すべてを食らい尽くすようなゲーム機、歴史の記念碑的なゲーム機で、骨太の作品を出してほしい。それにこたえてくれる最強のハードだということは、説明した通りだ。
俺もこのゲーム機で遊べる身の福運に感謝して、これから発表されるゲーム群を遊び尽くそうと思う。
ではこのへんで
星野敬児でした。