大宝珠工房

美しき我が人生、美しき我が世界

俺は欲しいもんは創り出すんだよ

NFTとメタバースの本を読んだゲームクリエイター

本の感想

1/軽くメタバースについて把握しました。この本かなり誤字脱字が多かったのですが、最新の情報が、ある程度まとまった形で最速で読めるのはありがたいです。

"NFTやメタバースって何?と思ってる貴方にオススメの1冊: NFTとメタバースの関連性…"(nikomama 著)https://t.co/o2iJkycUw9

 

2/今までのゲームでの課題であった、他のゲーム間でのアセット(ゲーム内資産、デジタルデータ)の授受が出来ないという問題。

そして、法定通貨や仮想通貨を得る手段として、アセットを使うことが正式に出来なかった問題。それらを解決する方法としてNFTが使われているようです。

 

3/仮想通貨では世界共通の通貨が使えることで、全世界がオンラインで繋がるメタバースにおいて国際的に取引が出来る高い親和性。

またNFTならばアセット(デジタルコンテンツ)に「所有権」という概念が生まれ、現実世界と同じようにメタバース上で唯一無二のものとしてアセットを商取引出来ます。

 

4/後はsolidityというプログラミング言語で仮想通貨のアプリケーションを動かすことが出来る。それもなかなか熱い情報だと思いました。solidityを使えるようになれば「再販時に利益の5%を原作者に自動的に」分配などの機能も組める可能性があるのです。

ただし利益分配を約束すると金融商品取引法

 

5/の規制を受ける可能性があるため、そのトークン設計には細心の注意が必要です。でも、注意して設計すれば、一度描いたイラストが何かで使われたり、別の場所で購入される度に、原作者に利益が入るということも可能になるでしょう。

イラストレーターの方がより強化されたストック型資産を入手可能!

 

6/イラストレーターの絵を広めてくれる人に広告費を払いつつ、イラストレーター自身にもお金が入るので、イラストのアフィリエイト化(民主的なデジタル広告代理店)が可能になるということです。

例えばBrainを販売することがTwitterで流行っていますが、それの画像強化版とか。

 

7/フォロワーが1000人いるアカウントは、フォロワーに対してアカウントを1000人にしたBrainを販売して稼ぐ、みたいな手法を取っています。しかし、それは中々持続性がないというか、高い勉強力がないとフォロワーに新しいマーケティング戦略を提供し続けることは困難です。

 

8/そこでイラストのNFTを販売する、というわけです。今までもリアル商品をアフィリエイトすることはTwitterで出来ましたが、リアル商品ということで料率(儲けの割合)が低くなりがちでした。しかし、デジタルコンテンツである絵などは料率を50%とかに設定することも容易です(在庫無しのため)。

 

9/その証拠にBrainでは料率50%の商品も多数販売されています。その商品ラインナップにデジタルアートとしてのイラスト、メタバースに飾るものとしてのイラスト、ARVRファッションアイテムとしてのイラスト、ゲームアイテムとしてのイラストが加わるのです。

Twitterインフルエンサーの重要性が増加!

 

10/単純にマネタイズするための商品が増えるだけでなく、ゲーム、メタバース(リアル商取引のある仮想世界)において大きな存在感を発揮する武器になる、それがNFTです。

例えるなら、異世界転生ものの俺ツエー系最強主人公。それがNFTを手にしたTwitterインフルエンサーです。

 

11/と、未来の話をしてしまいましたが、要はそういう可能性もあるから、Twitterの方々は今のうちにマーケティング学んで、人の胸を打つ仕組みを知り、NFTについて知っておくと良いと思います。

またイラストレーターの方々も今のうちにスキルを上げておけばNFTが本格的なインフラになったときに無双!

 

12/出来る可能性がめちゃくちゃ高いですよ、という話です。

ちなみに私のようなゲーム制作者だったり、プログラマーの卵と繋がっておくと、オーダーメイドのイラスト収益化のコードが組んだり、ゲーム内やメタバースでイラスト使われて、影響力上がる可能性大なのでお得です(ステマ)

 

13/これから先は私のようなクリエイター兼エンジニアの方々に向けて、具体的な戦略を考えます。

まず自分の中で自由自在に使える言語を一つ持っておくのは大事ですよね。それがあれば、NFTやARなどのプログラミング言語をスムーズに習得出来ると思います。

 

14/さらに仮想通貨のsolidityを学ぶと、より具体的にコードを組めて、これからの時代にアドバンテージ(有利になる勝利点)を取れそうです。ARVRやスマホゲームならC# 。JAVA、ゲームならC++(Switch、PS5)、Node.js(アレクサ)。コンテンツ主軸のメタバースならPython(動画サイト、SNS)。

 

15/その辺りのアプリをゴリゴリ自由に作れるようになると、いざ実現したいアイデアが出来たときや、アイデアを出すのが得意なクリエイター、チームと組んだときにサクッとプロダクトを制作していけますよね。仕事し、クローン作ったり、アレンジしたり、オリジナル作ってみたりして力を磨きましょう。

 

16/以下ゲームを作っているクリエイターがどのようにムーブし、どのようなゲームを作れば良いか考察します。

NFTの実装された世界において、面白いゲームを作ることは強力なアドバンテージになります。しかし、プログラミング力とゲームの引き出しを増やす遊戯力はトレードオフなので注意が必要です。

 

17/トレードオフとは、一方を増やせば、もう一方が減る関係を言います。

プログラミング力を上げようとプログラミングするほど、ゲームで遊ぶ時間が減りますし、ゲームで良い企画を思いつく力を上げようとゲームで遊ぶほど、プログラミングする時間が減ります。なので、このバランスが大事なのです。

 

18/現在ブロックチェーンを使ったゲームで面白いゲームが少ないと言われているのは、ゲームで遊んでいる遊戯力の高い人が企画にコミット出来ていないことが考えられます。それは遊戯力の高い人は既存のゲーム会社が囲い込んでいて、革新的でお金の少ないベンチャー界隈に流れてないのが原因です。

 

19/また、ゲームを遊ぶことだけに長けていて、企画する力のない人は多数いるのですが、その人たちの企画力を上げる仕組みがあれば、NFTベンチャー界隈に有望な人材が入ってくるかもしれません。あるいはボードゲーム作家等、ゲームを設計することが得意な人たちとのジョイントベンチャーも有りです。

 

20/そのようにして、人材を確保した上で、具体的なゲーム内容ですが、まずはIP(ストーリーやキャラクターなどの知的財産)を作ることが効果的だと思います。なぜなら、IPはNFTのイラストで表現するものの核となりますし、ゲームを作る上でも基盤になります。

 

21/よって、それらのストーリーやキャラクターや世界観を備えたゲームが必要になります。それを他から借用することも可能ですが、やはり鬼滅の刃やポケモンなどの最強クラスのIPを使うためにはベンチャーでは難しいですし、メインのゲームなどでは実績や関係値がないと自由に使えないでしょう。

 

22/なので、あまり跳ねてないIPを使うか、跳ねる可能性のあるIPを自前で育てるかの二択になると思います。

自前で育てる場合、沢山のプロダクト(製品)を作るなり、質の高いプロダクトを作るなりして、IP制作のレベルを上げていく必要があります。

それを自分で作るかチームで作るかは目的次第。

 

23/IPは自分の好きなものに関連したもの、あるいはチームメンバーと自分の好きなものに関連したものが良いでしょう。ポケモンが子供の頃にハマった虫取り(昆虫採集)から着想を得たのは有名な話です。私は今現在ノベルゲームを作っていますが、好きなものに関するゲーム要素を実装予定です。

 

24/また、IPを作り、面白いゲームを作る上で参考になるのは、ゲーム制作者の方々の声や本、ゲームのレビュー、ゲーム等好きなものの体験などでしょう。

何より期限内にゲームを作り上げる力を鍛えるために一週間でゲームを完成させる(※1)トレーニングをするのも良いですね。

 

25/ともあれ、NFTで作るのですから、世界中の人に愛され、世界中の人に楽しんでもらえる可能性があります。そうであるならば、他と違う固有性を持つと同時に、世界中の人が興味を持てる要素を組み込む必要がありますね。もちろん自分の好きなもので。各々の総力戦になると思いますが、楽しみましょう★

 

26/(※1)

https://t.co/4QFQ4oMQ0e