昨日はこの本を読みました。
▼(引用開始)
仕事には専門性が求められます。お客様は高い専門性に対して対価を払っているのであり、娯楽レベルの「好き」であれば問題外、趣味や特技のレベルであっても仕事として成立させるためには不足です。
つまり「好き」を極めなければ仕事にはならないのです。
本当に好きなことであれば、誰から言われなくても習慣のように取り組むものです。寝食を忘れて没頭することもあります。仕事が「好き」であることは最大の動機付けであり、集中するための原動力であり、その気持ちさえ根幹にあれば、どんな困難や苦労も喜びに変えてしまうことができます。
山芳製菓には、お菓子が好きな人が集まっています。だから全員が開発担当者であるべきだと考えています。寝ても覚めても大好きなポテトチップスのことばかり考えて、味わいを追求し続ける集団でありたい、そう考えているのです。
▲(引用完了)
チームの全員が同じ価値観を共有していることに加え、その一人ひとりが寝ても覚めても大好きなことについて考え続ける中でどんな困難も乗り越えて喜びに変える商品開発が可能になるようです。
なんでも願いを叶えていくスキル「宗教的祈り」の代替スキルとして、「仕事を本気でやる」というスキルがありなんじゃないかなと、ふと思いました。
もちろん一瞬で願いが叶うわけではなくて、時間をかけて努力して、それと同時に祈ることで空転(無駄になる努力)が少なくなり、結果願いが叶っていくのだと思います。
しかし、成長と貢献をしながら楽しく仕事に熱中すれば、願いが叶うスピードは早くなるに違いないですよね。
仕事をするイコール課題の解決だと考えるなら、仕事のレベルを上げて、課題解決がうまくなれば、人生の悩みの大半が解決できるようになるのではないでしょうか?
まあ仕事のレベルとしては最高峰にあるAmazonのジェフ・ベゾス先生ですら、長年支えあってきた奥さんと離婚したようですので、課題解決の力にも色々な種類があるかもしれませんが。
ともあれ、寝ても覚めても仕事のことについて考えるのが苦ではないくらいの、仕事を好きになる工夫を積み重ねていくのが大事だと思います。
娯楽や趣味、特技を超えた「高いレベルの好き」になるようにこだわっていくってことですね。
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GC まず収集した情報から隠された因果関係を掘り起こし、明確な課題を立てる。そこに解決策になるような商品を導き出す。つまり、パッとアイデアが出るということでなく、知識、経験も踏まえた試行錯誤によって生まれるのです。
情報を集めただけでは、それは正解を探す行為でしかありません。そこから集めた情報を観察し細分化するからこそ、予期せぬつながりを発見し、新しい発想に行きつくのです。
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ブレストした後に因果関係を明確にして、課題とその答えを立てる。答えをコンセプトにした商品を作り出す。直感とか思い付きで出た答えが冴えてるアイデアなことってたまにありますけど、よりレアリティの高いアイデアを大量に出すためには思い付きだけだと厳しいものがあります。
そういうときにしっかりしたコンセプトを作る力があると、素晴らしいアイデアが出ますね!
集めたアイデアを深堀していくには、アイデアのグループ分けとかテーマを見つけて、それらの中からコンセプトを見つけるのが大事だと思うんですよね。
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今、何が求められているか?
ただし店頭でわかることはあくまで「過去~今」の情報
では「これから先」はどうなる?
「起こりうる変化」をいくつも描く
何が原因で、何が起きる?
そのときどう感じる?考える?
そうなったら、何が欲しくなる?
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ここでも因果関係が大事なようです。さらにそこから感情にフォーカスして、どんなプロダクトがぴったりくるか考えるべきという話です。
しかも机上で考えることプラス、生活の上で感じたことを加味して考えることで、地に足のついたアイデアを作れるのだと思います。
わさビーフ、まじでうまい